ストロボ・エッジ

ストロボ・エッジ 1 (マーガレットコミックス)

ストロボ・エッジ 1 (マーガレットコミックス)

恋を知らない仁菜子が、ひょんなことから同じ学校で女子に人気の蓮と知り合う。彼には彼女がいることを知りながらも、彼の優しさにどんどん惹かれていくという初恋ストーリー。
設定も展開もTHE王道!なんだけど、それでもキュンとしたり切なくなったりするのは、私が王道好きだからか、その王道を丁寧に描いているからか・・?多分、どっちも当てはまると思います。蓮の優しさは片想いの側からすると罪だよなぁ〜。けど、仁菜子にとったら複雑でもやっぱり嬉しいことに変わりはないから、私はそれを思って切なくなる日々です(笑)

milk

milk/嘆きのキス[通常仕様]

milk/嘆きのキス[通常仕様]

志田未来ちゃんが出てるCMとこの曲が合わさると甘酸っぱさこの上ない・・!
この曲を聴くと、高校時代に戻りたくなります。通学中すれ違っても声かけられないもどかしさなんて、社会人の今となっちゃあ経験できないもん。
キュンキュンしたい時には迷わずこの曲ですね(≧ω≦)

潔く柔く

潔く柔く 3 (マーガレットコミックス)

潔く柔く 3 (マーガレットコミックス)

1人主人公を設定し、その主人公を中心にストーリーが進んでいく漫画が大半の中、この作品は章ごとに主人公が変わるオムニバス形式。でも、それぞれの章の登場人物の人間関係はストーリー全体の中でつながってくるというニクい演出が施されています。
同じ出来事も人や角度を変えて見てみると、ここまで印象が変わるものなのか。Aの章ではいけ好かなく感じた子が、その子の目線に立ってストーリー展開されるBの章になると、ものすごく同情できるようになる。その逆も然り。
反則です。双方の胸の内を知ってしまったら、どっちにも肩入れできなくなるじゃないか。
切ない切ない切ない。
本当に、どういう感性を持ったらこんなに人間の機微を上手く表現できるんだろうか。
まだ6月ですが、間違いなく、今年出会った(出会う)漫画の中で1番です。

使命と魂のリミット

使命と魂のリミット

使命と魂のリミット

心臓外科医を目指す研修医・夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。心の限界に挑む医学サスペンス。(Amazonより)

いっつも思うことなんですが、よく2つの話を上手いこと絡め、劇的な展開に持っていくなぁと今回も感心させられました。
タイトルにもありますが、作中に何度も“使命”という言葉が出てきます。この“使命”という言葉は結局最後まで重要ワードになっています。
人間、誰しも使命を持って生きている・・・。私の使命とは何だろう?・・・とりあえず、来月に控える試験に合格することかな?(軽い・・・)

つぐない

つぐない [DVD]

つぐない [DVD]

第二次世界大戦前のイギリス。政府官僚の娘セシーリアと使用人の息子ロビーは、身分を越え想い合っていた。しかし、セシーリアの妹ブライオニーの嫉妬から生まれた嘘によって、ふたりの運命は切り離されてしまう。(Amazonより)

私、キーラ・ナイトレイが好きで、これも彼女が出てるから見てみたんですが(&タイトルが個人的に好きな感じだったので)、う〜〜ん・・途中眠くなってしまって一気に観れなかった。
視点がセシーリアとブライオニーの両者で入れ替わり、あまり台詞がないということで、途中わけわからん!って投げ出しそうになりました(笑)
でも、気を取り直して見たら、ブライオニーの苦悩が痛いほど伝わってきましたよ。
人間なかなか嘘をつかずには生きられないけど、その嘘は人を傷つけるものであってはならないんだな、結局は自分をも傷つけることになるんだから。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

ぼくたちと駐在さんの700日戦争 コレクターズ・エディション〈2枚組〉 [DVD]

ぼくたちと駐在さんの700日戦争 コレクターズ・エディション〈2枚組〉 [DVD]

イタズラ大好きなママチャリ率いる7人と大人気ない駐在さんとの戦いをコミカルに描いた人気ブログ原作の映画。

脱力して見られる映画だと思います。これ見てると男って単純でアホだなぁと思う。でも後半は、真っ直ぐでいい奴らだなと思い直す。
戦争という名の通り、男と男の戦いの話ですが、拳を交えて・・というのはなく、誰も傷つけないいたずらだらけなので、可愛いなと思います。
見終わった後は、「しょうもな」と言いながら、顔は笑ってる、そんな感じ。
それにしても、麻生久美子が綺麗すぎだ。本当に夏の清涼剤って感じ。
FUNKY MONKEY BABYの曲たちもよかったです。

カンナさん大成功です!

カンナさん大成功です! 特別版(2枚組) [DVD]

カンナさん大成功です! 特別版(2枚組) [DVD]

身長169cm、体重95kgの巨体を持つカンナは、類まれな美声を活かし、歌手になることを夢見ながらゴーストシンガーとして仕事をしていた。しかし、片想いの相手の信じられない言葉を聞き、命がけの全身整形に踏み切り、新しい自分に変わろうとするが・・!?

この手の設定は、結末の作り方がなかなか難しいと思う。ハッピーエンドだと、「結局人は見た目」「整形を美化しすぎ」という意見が出るし、かと言って、元の姿に戻って「人間、中身が一番重要なの」と説かれても綺麗事に聞こえるし・・。

このカンナさんも例外なくどちらかに落ち着きますが、結末以上に過程が丁寧に描かれているから、評価が高いんじゃないかなと思います。
カンナの内面の可愛さや苦悩が描写されていたからこそ、感動する結末になったと。そして私は涙を流したと(笑)