卒業−雪月花殺人ゲーム

卒業 (講談社文庫)

卒業 (講談社文庫)

東野圭吾の作品の中では初期のものなので、最近のものに比べたらテーマが違って、また違う印象を与えるんだけど、やっぱりおもしろいです。
卒業を控えた大学生7人組の一人が、自室で死ぬ。自殺か他殺か分からぬまま、2人目の犠牲者が出る・・。
犯人探しに特化した、本当に純粋な推理小説ですが、トリックや動機付けが緻密。
若かりし日の加賀刑事が出てくるところも見所かなぁ。