風と共に去りぬ

風と共に去りぬ [DVD]

風と共に去りぬ [DVD]

雪穂や美冬を象徴する女性像として、何度となく挙げられたのがこの映画に出てくる「スカーレット・オハラ」だったので、どんな女か知りたくて観てみました。南北戦争時の一人の女の生き様を描いた映画です。

白夜行」「幻夜」を通して、スカーレットってどんだけ非道な女なんだろうと想像してたので、正直「全然悪女じゃないじゃん」と思ったのが感想。彼女は愛する人の妻や子どもを守るために死ぬ気で頑張ってたし、恐ろしい女と思わせるときはあっても、ちゃんと血が通っているように感じれる人物だったので、極悪非道とは思えなかった。
あれはビビアン・リーのおかげ?原作ではほんとに極悪非道なのかしら?とりあえず、「風と共に去りぬ」は長編大作すぎるので、原作で読むことはきっとないでしょう。